洗車業界が今好景気だ、という記事を数日前に投稿したんですけど、その中で自分も車は
自分で必ず洗うようにしている。そうするととても気持ちがいい。車だけでなく靴を磨くとか、そういった行動は精神衛生上とても良いと感じる、そんなことを書かせて頂きました。それで自分でも気になったんで、何かをキレイにする、ここでは掃除という言葉で括らせてもらいますが、掃除には自分が感じている精神衛生上、実際に効果があるのか調べてみました。
そうしたところ、精神的効果以外にも様々な効果があることが分かりました。
これから年末に向けて『大掃除の時期だな、嫌だなあ…面倒だなあ…』と思ってらっしゃるそこの貴方、いえいえ、掃除には様々なメリットがあるんです!
是非この記事を見ていただき、大掃除へのモチベーションを上げていただきたいですね。
部屋の状況は心理状況を表している
これは私も経験があるのでとても腑に落ちることなんです。
自分の精神状態があまり良くない時って、十中八九部屋は散らかっています。そういう時は『掃除したって何が変わるわけでもない』という気持ちが先行して、洗車や靴磨きどころではないのです。そういう状況は、私の場合結構長く続くので、何に対しても無気力というか、仕事にも行きたくないとか、悪循環がず〜っと続いてしまうんです。心理学の面から、部屋の状況は心理状況を表すと言われているそうで、散らかって汚い部屋で過ごすということにはメリットは何もありません。
でもこれだけでは部屋を掃除してキレイにする気は起きない、そんな方もいらっしゃると思います。私だってそうです。それでは具体的に掃除のメリットをご紹介しましょう。
精神的効果
これは前述しましたが、洗車したり靴を磨いたりすると、実際にとてもスッキリします。
スッキリする中身なんですけど、これは洗車し終えた、靴を磨き終えたという達成感と、
明日からはキレイな車に乗れるんだな、ピカピカの靴を履いて出社出来るんだな、そういったことを実感出来るからなんです。これって同時にストレス発散にも繋がっていると思うんです。
部屋をキレイにしたら…想像しただけでも気持ちよくなりませんか?それだけでも精神的効果があるんだと思います。
部屋は生活していく中で一番多くの時間を共有する場所です。そこがキレイだったら…なんか大袈裟かもしれないですけど、今まで出来なかったことが出来るような気さえしてきます。なぜそう思うかと言いますと、この記事を書く前に、私、部屋の大掃除をしたんです。水回りも全て。疲れましたけどと〜っても気持ちよかったですよ、終わった時は。
そして今、とても清々しい気持ちでこの記事を書いています。
肉体的効果
ちょっと前の行に書きましたけど、部屋の大掃除を終えた私はさすがに疲れました。これだけで効果があると思いませんか?運動した後でも疲れますよね?それと同じです。
さすがに毎日大掃除をする必要はないと思いますが、何も年末に一度行うのではなく、月に一度だって、週に一度だって大掃除をしたって誰にも文句は言われません。
私は専門家ではないですし、何となく感覚で記事を書くのはいけないとは思うのですが、
バラエティ番組の企画で芸人さんの部屋をキレイにする、そんな番組見たことありませんか?何となくなんですけど、部屋が汚い芸人さんて『太って』いませんか?
『ゴミの重さは体の重さ』という言葉が実際にあるそうです。もちろん、太り気味の方の部屋が全てキレイではない、ということはないでしょう。しかしそういう傾向があるというのはどうやら事実のようです。
時間的効果
キレイな部屋というのは、キレイであるのと同時に『整理整頓』されていることです。
自分でキレイにして整理整頓しているわけですから、どこになにがあるのかがすぐに分かるはずです。つまり、『何かを探す』という時間が極端に短縮されるということです。
時は金なり、これは重要なことですよね。ちなみに私の大掃除は、今のところ目に見える範囲だけで、整理整頓は後回し…これは反省しなければなりません。
経済的効果
掃除すると稼げるの?専門業者さんや家政婦さんだったらそうかもしれませんが、いくら自分の部屋をキレイにしても、銀行口座には1円も入っては来ません。じゃあどういうこと?こういうことなんです。
『断捨離』って言葉ありますよね?一時期書籍になってブームになりました。断捨離、私と〜っても苦手なんです。何でもかんでも『あ、これはまだ使えるよな』、『これには思い出があるから』なんて無理矢理理由付けをして、結果的に整理整頓が出来ないんです。
整理整頓が出来ないとどうなるんでしたっけ?そうです、何がどこにあるかすぐに把握出来ない。それが繰り返されると、実は部屋の中にあるのに同じものを買ってしまう、こういったサイクルが出来上がってしまうんです。
これは何度も経験してますね、私は…。そうです、無駄な買い物を自分で増やしてしまっているんです。口座残高を減らしているんです。部屋をキレイにすることで無駄な出費がなくなるんです。これまた重要ですよね。
対人的効果
私はNHKで放送されている『鶴瓶の家族に乾杯』という番組が好きで毎週録画しているんです。いくら著名人とはいえ、見ず知らずの方とすぐに打ち解け、その方のお家にまで上がり込んでしまう鶴瓶師匠は本当に見事だなあと毎回感心させられるんですけど、その時鶴瓶師匠をお招きする一般の方々がよく仰っているのが『ああ、お部屋キチンと掃除しておくんだった〜』です。
そうなんです、誰だって散らかっている自分の家や部屋には誰も招き入れたくないんです。逆を言えば、人がよく集まる家や部屋というのはキレイで整理整頓が行き届いている、ということです。
何もパーティーなんて大袈裟なこと絵はありません。このコロナ禍、お家に友人を招いて少人数で食事をする機会は少なからずあると思います。招いた人も招かれた人も、キレイな部屋であればそれだけで気持ち良く、その後も楽しく過ごすことが出来るでしょう。
そうなんです、掃除は自分だけでなく周りの人の気持ちも良くさせる効果があるんです。
どうですか?掃除には何のデメリットもないじゃないですか!
よく社長自ら掃除をする、それも誰もやりたがらないトイレ掃除を率先してやっている、
なんて話をよく耳にします。掃除しない経営者はダメだ、ということではありません。
ただし前者の社長は、きっとこういった掃除が持つメリットをしっかり認識されて実行されているんだと思います。
少しずつ習慣化していこう
それでも掃除する気になれないな、という方は沢山いらっしゃると思います。いや、私だってそうですよ。今回だってこの記事を書くために試しにやってみたんですから(笑)。全然習慣化されていません。当分しなくていいな、なんてこれまでの記事内容を台無しにするようなことだって考えちゃっています。それでもコツコツやっていけばいいと思います。
例えば出社したらデスク周りの掃除をとりあえずしてみるとか、今日は洗面所だけやってみようかな、とか。それを積み重ねていけばやがて習慣になると思うんです。だって気持ちいい作業なんですから。
年末の大掃除も、まあこれは恒例行事的な意味合いもあるんでしょうね、否定する気はありませんけど、何か散らかっているなと思ったら5分だけ掃除して片付ける。週に一度はここからここまでの掃除をする。月に一度はさらにここからここまでの掃除をする。こんなことを習慣化すれば、きっと年末の大掃除にもそんなに時間を取られることはないと思うんです。手軽、とまでは言えないかもしれませんが、これだけメリットだらけの掃除を習慣化しないてはないです!
私も再婚するために掃除を習慣化することをここに誓います!
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