東野有紗(ひがしのありさ)「結成10年目ワタガシペア・ジャンピングスマッシュが炸裂」バド混合ダブルス

TOKYO2020

2016年、前回のリオ五輪で、奇跡の5連続ポイントで世界の頂点に立ったバドミントンのタカマツペアの活躍で、俄然日本のバドミントン界が勢い付いています。

男子シングルスでは、世界ランキング1位の桃田賢斗選手、女子シングルスでは奥原希望選手と山口茜選手がそれぞれメダル候補筆頭です。

ダブルスでは、女子のフクヒロペア(福島由紀選手・廣田彩花選手)、ナガマツペア( 永原和可那選手・松本麻佑選手)が、金メダルを掛けて決勝戦で対戦する可能性もあります。

全種目において世界ランカーが揃うバドミントン代表選手の中で、TOKYO2020で混合ダブルスとして出場する東野有紗(ひがしのありさ)選手にフォーカスしてみようと思います。

東野有紗選手と渡辺勇大(わたなべゆうた)選手による混合ダブルスは結成10年目。国内敵無しの強さです。東野ありさ選手は女子では珍しいジャンピングスマッシュが最大の武器です。

東野有紗「女子では珍しいジャンピングスマッシュが武器」

東野ありさ選手の最大の魅力、そして強みとなる武器は、なんと言っても「ジャンピングスマッシュ」でしょう。

バドミントンの試合では、男子選手が繰り出す技のひとつで、特皆さんにとっては、男子シングルスの桃田賢斗選手のジャンピングスマッシュは、記憶に新しいと思います。

しかし女子選手で、シングルスでもダブルスでも、このジャンピングスマッシュを決めている選手を見たことがありません。

女子選手が男子選手に劣るという意味では決してありませんが、やはりジャンピングスマッシュをものにするには、相応の「身体能力」が必要なのです。

そのジャンピングスマッシュを最大の武器としているのが、東野有紗選手なのです
つまり、東野有紗選手は、男子選手顔負けの身体能力の持ち主だということです。

国内トップクラスの女子選手のスマッシュの初速はなんと250kmです。新幹線なみです。

比較対象ではないかもしれませんが、現在にMLBで二刀流として大活躍を魅せてくれている大谷翔平選手は、自己最高記録が165kmです。

それよりも90km近く初速が速いということになります。

しかもこれは、ただのスマッシュの速度です。

東野有紗選手のジャンピングスマッシュは、恐らくそれ以上の初速があるのではないでしょうか。

以下の動画では、エグすぎる東野有紗選手の驚異的な身体能力とジャンピングスマッシュを見ることが出来ます。

一瞬にして新幹線のスピードでシャトルが飛んでくるわけです。いくらトップクラスの選手といえども、東野ありさ選手のジャンピングスマッシュをリターンするのは至難の業と言えるでしょう。

東野有紗「余り者同士だった渡辺勇大選手と運命の出会い」

今回のTOKYO2020では、東野有紗選手は渡辺勇大(ゆうた)選手と混合ダブルスで出場します。ふたりの世界ランキングは4位です。シングルスやダブルスと同じく、混合ダブルスでも激戦が予想されます。

東野有紗選手が渡辺勇大選手と出会ったのは中学時代。東野有紗選手が1学年先輩でした。

中高一貫教育のバドミントン強豪校富岡一中(福島県)に進んだ東野有紗選手と渡辺勇大選手が初めて混合ダブルスを組んだのは2012年のジュニア国際大会においてでした。


渡辺勇大選手、なんという跳躍力なんでしょう。

ペアが決まらない東野有紗選手は、腰のけがで本調子ではなかった渡辺勇大選手と急遽ペアを組むことになります。

国際大会なのに、こんなペアの組ませ方ってあるんですね。ちょっと笑ってしまいました。

しかし当人達にとっては、実に悩ましいことだったに違いありません。いわば急場仕込の混合ダブルスで国際大会に挑まなければならなかったのです。

しかし、この時の二人の出会いが、快進撃の狼煙を上げることになるのです。

余り者同士で組んだ急場仕込の混合ダブルスで、東野有紗選手と渡辺勇大選手は、このジュニア国際大会でいきなり3位という結果を出します。

急場仕込ですよ?信じられません。

もちろん強豪校で国際大会に出場するんですから、それぞれの実力は申し分なかったでしょう。

しかしダブルス、混合ダブルスは個人競技ではありません。テクニックやパワー他に、「阿吽の呼吸」とも言うべきものが求められます。むしろそれこそが、ダブルスにおいて、一番重要なものではないでしょうか。

「ほとんど喋らなくてもスムーズに動きが合った」

東野有紗選手はこうコメントしています。渡辺勇大選手との運命の出会いでした。

その後同高校を経て東野有紗選手は日本ユニシス所属となりますが、東野有紗選手入団1年後の日本ユニシスチームには、東野有紗選手から熱心なラブコールを受けていた渡辺勇大選手の姿もありました。

ここから、世界一を目指す二人の戦いが始まったのです。

東野有紗「金メダルで第二の故郷福島に希望と勇気を与える」

日本ユニシスで混合ダブルスとして試合を重ねていく東野有紗選手と渡辺勇大選手。それまでは、奇跡とも言える阿吽の呼吸で試合をこなしていましたが、阿吽の呼吸だけでは世界に通用しない事実を突き付けられます。

それまで阿吽の呼吸に頼り切っていた二人は、「会話によるコミュニケーション」を重視するようになります。

渡辺勇大選手は次にようにコメントしています。

「試合中、苦しい時に一言でも二言でも話すことで連係を確立していった。」

二人がこのようなポリシーを持つようになってから、阿吽の呼吸に具体的な連携プレイも目立つようになります。

その結果が、2018年の全英オープン初優勝という快挙に繋がります。

2019年には世界選手権で日本勢初の銅メダル、同年香港オープンでは優勝。

全日本総合バドミントン選手権も3連覇。

そして今年は、混合ダブルス結成10年目の節目にも当たります。

まさに国内では敵なし状態のワタガシペア(辺勇大選手・野有紗選手)なのです。

下の動画をご覧ください。二人の信頼関係がどれほど深いかが分かりますよ!

二人の最大の目標はもちろん金メダルです。しかしそれだけではありません。

中高一貫教育の富岡一中時代、東野有紗選手が中学2年、渡辺勇大選手が中学1年の時、富岡一中がある福島県を東日本大震災が襲います。

高校時代の3年間は、二人は避難先である猪苗代町で練習に明け暮れることとなります。時にはスキー板を履き、クロスカントリーを練習の一環として取り入れた時もあったそうです。

互いを高めあった6年間を過ごした福島県、二人にとって福島県は第二の故郷なのです。

復興五輪と名付けられたTOKYO2020ですが、福島県の復興はまだまだ道半ばです。そんな福島県の人達に、金メダルを取って希望と勇気を与えることも、二人にとって重要な目標なのです。

東野有紗「TOKYO2020スケジュール・TV局と試合結果」

放送時間の詳細、放送局は分かり次第更新します。

日付(曜日)対戦国放送時間放送局
7月24日(土)デンマーク9:00〜踏査中
7月25日(日)オーストラリア18:40〜踏査中
7月26日(月)10::00〜21:30NHK BS1
7月27日(火)10::00〜21:30踏査中
7月29日(木)準々決勝17::00〜22:00踏査中
7月30日(金)準決勝15:30〜21:30踏査中
7月31日(土)3位決定戦18::00〜23:00踏査中
8月1日(日) 決勝13::00〜踏査中

試合結果はリアルタイムで更新します。

皆さんで、日本バドミントン混合ダブルスを応援しましょう!

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