追悼 エドワード・ヴァン・ヘイレン 〜エディ、逝く順番が違うじゃないか…

音楽

自分、こう見えて(誰にも姿をお見せしていませんが…)ギターが趣味なんです。

自分が中学の頃、BOOWYが解散。ロック市場が歌謡曲市場を凌ぐきっかけとなった出来事でした。(今だと氷室京介さんと布袋寅泰さんが同じバンドにいたこと知らない人がいるんですもんねえ…)

自分は飽きっぽい性格で、長続きしたものは殆どないんですけど、音楽を聴くこと、ギターを弾くことには全く飽きを感じないんですよね。

BOOWYが解散した後、日本にはバンドブームがやって来ます。学園祭のバンドは殆どがBOOWやブルーハーツのコピーバンドでしたね。自分は別のバンドをコピーしていましたが…。

日本のバンドのコピーに明け暮れていた自分ですが、この頃から洋楽、海外のアーティストに目を向けるようになりました。

というのも、自分の憧れのギタリストが、レッドツェッペリンやエアロスミスに影響を受けた、とかそういうコメントを雑誌のインタビューで答えてるんですよ。それが気になって、当時は今みたいに音楽サブスクリプションなんてありませんからね、TSUTAYAさんに借りに行く訳です。

もともと音楽好きですから、洋楽にもどっぷりはまりました。これは現在進行中でもあります。

でも自分が特に目が行くのは、やはりバンドのギタリストなんです、自分の趣味でもありますからね。

エドワード・ヴァン・ヘイレン

自分はギターの速弾きなんて到底出来るとは思っていなかったんで、ヴァン・ヘイレンやTOTO、EXTREAMみたいな超絶技巧派ギタリストがいるバンドにはあまり興味を持てませんでした。それでもヴァン・ヘイレンの曲が自然と耳に残っていたのは、彼らの曲が良い意味でキャッチーだったからだと思います。マイケル・ジャクソンとの競演はあまりにも有名ですよね。

彼が残念ながら癌に犯され亡くなってから数ヶ月経ちますが、ファンではありませんでしたがやはりショックですね。

久し振りにロッキング・オンを買ってしまったではありませんか。

日本のメディアでも彼の死は報道されてましたね。果てには官房長官が彼の死にコメントしたりと、やはり影響力がいかに凄いものがあったのかは言うまでもありません。

どの世界にも不思議なことに天才と呼ばれる人がいて(これはまた別の機会に書きたいと思います)、ロックギタリストの世界で言えば、ジミ・ヘンドリクスとエドワード・ヴァン・ヘイレン、やはりこの二人が革命者として他のギタリストより飛び抜けているかもしれません。

そして、エドワード・ヴァン・ヘイレンが他のどのロックギタリスト達も持ち得ない唯一の存在だったのは、その『笑顔』にありました。

ロックって反体制的な要素を持っているじゃないですか。曲だって究極のラブソングなんて書こうだなんてあまり思わないでしょうし、楽しい曲もそうかもしれませんね。いや、これは私見ですから例外はあると思いますよ、もちろん。

でもストーンズもツェッペリンもエアロスミスもガンズも、そしてジミ・ヘンドリクスも、プレイ中の笑顔には縁遠いものがありました。だってそれが格好良かったから。

それをまるで無視し(多分、本人には無視という概念さえ無かったと思いますけど…)、常に笑顔で、しかも完全無欠のテクニックとセンスでそれまでのロックやロックギタリストの概念を覆してしまったエドワード・ヴァン・ヘイレンは、やはり選ばれし天才だったのでしょう。

自分の好きな世界の、しかも超一流の天才ギタリストが病に倒れてしまったのは悲しい限りです。

今までは聴かなかった薄情者の自分ですが、今夜は名盤『1984』を聴きながら彼を追悼したいと思います。

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