年賀状面倒だよ…でも10年後に届く年賀状が書けるとしたらどうしますか?

つぶやき

年賀状…

正直申し上げますと、頂ければ嬉しいですし、その反面書くのは面倒だ。年賀状への率直な感想を聞けば、こんな回答が多くを占めそうな気がします。

私の場合、今年は喪中なものですから、いつも年賀状を出す人達への連絡はLINEで済ませてしまいました。本来であれば喪中ハガキを送らなければならないんですけどね。
これは私だけではないと思いたいのですが、人は面倒なことは避ける傾向にあります。
年賀状は年に1度のことじゃないか、日頃お世話になっている方々に旧年のお礼と新年の挨拶をするのは当然だ、と思われる立派な方々もいらっしゃると思います。でも私はLINEで済ませるような人間なので、そのような立派な考えを今後もずっと持つことは出来ないでしょうし、実際LINEで連絡した相手から、『俺はもう年賀状やめちゃったんだよね』という返信がいくつかありました。あ、自分と同じように考えている人も結構いるんだなと、正直ホッとしてしまいました。

人のそういった性質を無視したとしても、今の世の中、スマホやSNS等の普及に伴い活字離れがどんどん進み、それに伴い年賀状離れが進んでいるのではないでしょうか?

年賀状を書く人と書かない人

実際に大手文具メーカーが世代別にアンケートを取ったところ、年賀状を書く人が
約80%、書かない人が20%でした。
あれ、書く人が圧倒的に多いじゃないですか。

次に年代別に見てみましょう。

以下のデータは、年賀状を書かない人の割合です。

20代  :50%
30代  :40%
40代  :30%
50代  :20%
60代以上:10%

これはある意味納得ですよね。SNS等を日常的に利用しない年代の方々にとって、年賀状は書いて出すもの、なんでしょうね。それに比べて、SNSを頻繁に利用する若い年代の人達は、やはり年賀状を書かない割合が大きいですね。調査対象にはなっていませんが、10代の人達ってどうしてるんでしょうね?いずれにしても、年齢層が若ければ若いほど年賀状離れが進んでいるということは間違いなさそうです。

年賀状を書く理由

それでは、年賀状を書く人達の理由はなんでしょうか?以下に列挙してみますね。

・日頃会えない人と交信出来るきっかけになるから
・もらったのに出さないと失礼になるから
・仕事上どうしても欠かせない(お取引先や上司等)
・書くことが習慣になっている
・日本の伝統だから

ま、中には面倒な気持ちも見え隠れしていますが、それでも年賀状を重要視しているんだなと納得させられますね。私は怒られますね、完全に。

年賀状を書かない理由

一方の、書かない人の理由を聞いてみましょう。

・時間とお金が掛かる
・SNS等で行っている
・面倒だから

これ、全部自分に当てはまってます…いやいや、私だけじゃないでしょ!皆さんも当てはまるんじゃないんですか?そうなんです、年賀状にはお金が結構掛かるんですよね。コンビニとかでいつも買ってたんですけど、お会計の時に、えっ?ってなりますもん。最近ですと、社内での年賀状は禁止!なんて会社もあるみたいです。

こんな記事を書いていますけれども、私は年賀状を書く/書かないどちらについても、奨励もしなければ否定もしません。書く人の理由のひとつである『日本の伝統』ってのには、年賀状を面倒に思っている自分にはチクりときましたが…

大切なことは、常日頃の感謝の意と新年の慶びを伝えるべき人に伝えることだと思います。

止める時はきちんと挨拶を!

こんな私でも、今まで年賀状を書いていた人達に、何の連絡や挨拶もせずに年賀状を止めることには抵抗があります。それは、年賀状には礼儀的な側面が多分に含まれていることからです。今年喪中の私は、来年に『年賀状じまい』の葉書を送ることになるでしょう。これは最低限守りたいマナーだと考えています。

10年後に届く年賀状

ちょっと考えてみてください。今から10年後に思いを馳せて、大切な家族や友人、あるいは自分自身に対して年賀状を書くのはどんな気分ですか?

10年後も変わらない感謝の言葉を家族や友人に向けて年賀状を書く気持ちは一言では表せないでしょう。自分がいない世界で相手に年賀状が届く場合もあるでしょう。残念ながら受け取ってくれるはずの家族や友人を失っている場合もあるでしょう。そして自分自身に対してもそれはあり得ることですよね。でもそんなことを考えずに、10年後の相手や自分のことをあれこれ考えて書く年賀状って、何か尊いものを感じませんか?

でもそんなことどうやったら出来るの?という疑問が当然ありますよね。
あるんです、そんなサービスが!

年賀家族

私も今回年賀状のことを記事にするにあたって初めて知ったのですが、株式会社ソルト
ワークスさん
が運営している『年賀家族』というサービスがあるんです。

このサービスは2010年から開始されているとのこと。
これを毎年利用していたら意味はありませんが(笑)、今年は2020年という区切りの年でもあります。世界が一気に暗くなってしまった年です。でも、だからこそ2031年の家族や友人に向けて、思いを伝える意義は大きいと思います。私は離婚しているので家族はありませんが息子はいます。10年後、息子は新社会人になっています。父親らしいことを何もすることができなかった自分ですが、だからこそ、息子への思いを、新社会人になっているであろう息子への気持ちを込めて書きたい、そんな気持ちになります。

10年という年月は短くもあり長くもあります。皆さんのご家族やご友人も色々とお立場が変わることでしょう。そんな人達に年賀状を書けるなんて夢があるじゃないですか!

年賀家族利用方法

年賀家族サイト「十年先への年賀状」特設ページより年賀状を作成する 
2 作成した専用デザインを通常の印刷注文と合わせて購入する
3 届いた商品に同梱された専用キットから「年賀状」にメッセージを記入する
4「年賀状」を事務局宛て封筒に入れ投函する

そして月日が流れ、2031年元旦に、指定の住所に年賀状が届けられます。

受付期間:2020年11月2日〜 2021年1月6日 まだ間に合います!

料金:1注文につき 1,200円(税込)

私はソルトワークスさんの社員でもなんでもありませんし、来年からは年賀状を止めようと思っているわけですが『10年後に届く年賀状』、これには特別な感覚を覚えました。息子に父親らしいことが出来るなという気持ちでいっぱいです。

皆さんにも同じような気持ちになっていただけたらと、かなりお節介な記事になってしまいましたが、ご検討いただければ嬉しいです。



つぶやき
準特急トレンドニュース

コメント

error:Content is protected !!