住宅メーカーのタマホームの玉木伸弥社長(42)が、社内に事実上の「ワクチン禁止令」を出していることが「週刊文春」の取材で判明しました。
ワクチン反対派の人達が存在するのは確かですが、それはあくまで自分自身に対してのことであり、その考えを第三者に押し付け実行させるのは、明らかに間違った行為だと思います。
玉木伸弥氏はどうして「ワクチン禁止令」を社内に発令したのでしょうか。
玉木伸弥氏は絶対なる「反ワクチン主義者」のようです。その主義を、社員にパワハラ同然に強要していました。訳の分からない根拠を述べていて、まるで新興宗教にハマってしまった人間のようです。
早々に辞任しないと、タマホーム存続危機の可能性さえあります。
玉木伸弥氏「5G携帯がコロナウイルスを呼び寄せる」
タマホームの社内報の類なのでしょうか。下記のような文書が、タマホーム社内にばらまかれたようです。
引用元:週刊文春オンライン
「5G携帯の電波に、新型コロナウイルスが寄ってくる傾向が高い」
これ、どこか公的機関が発表した内容なのでしょうか。少なくとも私は初耳です。
もし玉木伸弥氏が発見したのなら、これは世紀の大発見ですね。すぐさま5G回線は、世界中で止めなければなりません。
しかし、こんなものをばらまかれ、携帯の設定変更を強要されたタマホーム社員の皆さんは気の毒です。
このように文春砲を喰らって、会社のイメージも奈落の底に。
今日のタマホームの株価は、ー145円で、終値が3070円。4.5%以上も株価が下がったことになります。
しかし、これは週刊文春オンラインが、この記事を発表する前のものです。明日の株価の動きが注目されます。恐らく大幅に下げるでしょうね。
玉木伸弥氏「ワクチン接種したら無給自宅待機のパワハラ」
前述したように、ワクチンを摂取しないという主義をお持ちの方はいらっしゃいます。それはそれで構わないのですが(本当は摂取して欲しいですけど)、その主義主張を第三者に強要するのは、明らかにルール違反です。
ましてや、大企業の社長が「ワクチン反対主義者」であり、社員全員に「ワクチンは摂取したらダメ」というのは、これはパワハラ以外のなにものでもありません。
引用元:週刊文春オンライン
そのパワハラ具合が、完全に週刊文春によって日の目を見ることになりました。上記の文書も、恐らくタマホームの社内報の類と思われますが、社内ルール(ワクチンを摂取しない)に違反した場合、自宅待機を命じる場合がある、とあります。
さらに、その自宅待機期間中は「無給扱い」とする、とあります。
いや〜、これはひどい。完全なるパワハラですね。
玉木伸弥氏「ワクチン反対主義の新興宗教にはまったか」
なんでも玉木伸弥氏は、タマホーム幹部らに自身のワクチン反対主義を会議の場で伝えていたそうです。
「世の中がなんと言おうとも、ワクチン接種に反対です」
いや、別に貴方1人ならいいんですよ。勝手に打たないでコロナ渦をやりすごせばいい。
しかし、経営者たる立場で、このような主義主張を持たれていると、これは相当厄介です。
まず玉木伸弥氏が行っているように、社員に自分の考えを押し付けるパワハラが起きていること。
たとえ週刊文春に抜かれなくても、職域接種や通常接種を実施している会社、社員よりも、タマホームの社員の皆さんは、コロナウイルスに感染するリスクが高まります。
今現在タマホームがどのような出勤体制を取っているのかはわかりませんが、もし通常出勤もあるのであれば、当然社内で感染者が出た場合は、一部休業させなければならない部署などが出てくるはずです。
そうなりますと、タマホームの業務に大きな支障が出ます。
これは、経営者として完全に判断を誤っていると言えるでしょう。
どうやら玉木伸弥氏は2代目社長。先代は父親であり、いわば同族企業なのでしょう。
同族企業は厄介です。
前述したように、会議の場で玉木伸弥氏が「白」といえば、実際は黒でも白と幹部は言わなきゃいけないのです。そういう暗黙のルールが同族企業にはあると思います。
全社員が参加するオンライン会議の場で、玉木伸弥氏はこう言います。
「ワクチンを接種したら5年後に死にますからね」
こんなことを社長に言われたら、社員の皆さんはどう思うのでしょうか。
社長、頭どうかしちゃったんじゃないのか?社長、変な新興宗教にでもハマってしまったのではないか?
色々と想像を巡らせてしまいますよね。
そこに上記の文章が配布されるわけです。これには社員の皆さんも驚いたでしょう。
玉木伸弥氏「株価大暴落で早々に引責辞任」
一番の問題は、タマホームが下手をすれば、会社存続の危機に陥るということです。
前述しましたが、今回の玉木伸弥氏の発言、そして社員へのパワハラ命令への反響はものすごいです。それだけ、世間の耳目を集めているということです。
これは当然タマホームの「株価」にも連動するでしょう。
タマホームは、「コロナワクチンを絶対に打たない会社」と見られてしまったのです。いや、実際そうなのでしょう。
株主はこんなニュースを歓迎するわけがありません。
現在新築の家をタマホームで考えている人達に対しても、大きな影響があると思われます。
つまり、玉木伸弥氏の考えが、社内への方針が、会社を瓦解させているのです。
タマホームは7月15日のIRで、これらの問題の火消しともとれる発表を行っています。
「インターネット上における当社の新型コロナワクチン対応に関する 誤った書き込みについて」
平素より、当社事業活動に対する温かいご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。
2021 年 7 月頃より、インターネット上において、当社の新型コロナワクチン対応に関する誤った内容 を記載した、匿名での書き込みが Twitter や掲示板上にてなされております。
当該一連の書き込みでは、当社が社員に対し「新型コロナワクチンを接種しないよう強要している」 「新型コロナワクチンを接種した場合、懲戒解雇にすると発言している」といった内容が書かれておりま すが、そのような事実は一切ございません。
新型コロナワクチンの接種につきましては、個人の判断に委ねております。
当社では、今後ともより良いサービスを皆様にご提供できるよう一層努力してまいりますので、引き続 きのご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
と言われましても、既出の社内報などの資料はどう説明するつもりなのでしょうか。こんな文章、IR担当者なら3分位で書けますよ。こんな発表で、今回の問題が収まると思っている玉木伸弥氏、そしてタマホームという会社もどうかしていますね。
明日以降のタマホームの動向が気になります。
続報が出ましたら、記事更新を行います。
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