最近、サステナブルって言葉、ニュースやネットで耳にしませんか?
私もボ〜ッとしながらニュースを見ていたら、その話題になったんですよ。
とても興味深い内容でしたので、皆さんにご紹介しようと思います!
そもそもサステナブルとは
サステナブルそれ自体の意味は、『持続可能な』です。
表題にあるように、今回はサステナブルファッションなので、長く着られる服?
なんて解釈もできますが、ここで言うサステナブルとは、リサイクルした材料を利用し、
生産から消費までは言うまでもなく、特に環境に配慮することをコンセプトとしたファッションを指します。
衣服に関わらず、私達の身の回りにあるものは、地球の資源や動植物を素材とし商品として供給されています。地球の環境破壊という言葉が使われてから久しいんですが、ことファッションに関して言えば、毛皮や革、羽毛などを使用したものが多くありますね。これらも言ってしまえば動物を犠牲にしている訳ですから、環境破壊を促進していると言われても仕方がないですよね。
おおまかに言えば、生産してお店に商品を並べてお客さんに買ってもらう、ここで企業と
しての役割は一応終わりなんですよね、今までは。ことアパレル業界に関して言えば、世界で年間200億以上の衣料品が廃棄されているとのこと。これはやるせない気持ちになってしまいますね…
このことから、ファストファッションからサステナブルファッションへの方針転換が求められ、各アパレル企業は積極的に取り組み始めているんですね。
ユニクロが100%サステナブルダウンを販売開始!
私が見ていたニュースでも取り上げられていましたが、ユニクロが100%サステナブルダウンを発表し、既にHPにも公開されていますし店頭にも並んでいます。
※写真のダウンジャケットとユニクロのダウンジャケットは無関係です
なんと言っても凄いのは、100%サステナブルということ!これはユニクロのライバルであるH&MやGAPもまだ実現させていないことなんです。もちろん100%じゃないからだめということではありません。H&MやGAPもしっかりと将来を見据えてサステナブル活動に取り組まれています。
しかしながら、とくにダウンジャケット等のリサイクルというのは非常に難しく、回収された古着のダウンジャケットからダウンを取り出す作業は全て手作業。 今までのファッションが『一方通行式』であれば、サステナブルファッションは『循環式』です。コストも後者の方が高くなります。
しかし、ここに来て今まで手作業でしか行えなかったダウンのリサイクル作業を全自動で行う機械が登場し、ユニクロの100%サステナブルダウンを実現させたわけです!これから他のアパレル企業が追従するのは間違いありませんね。世界レベルの問題なのでこんなことをいうのは場違いなのかもしれませんが、日本の企業であるユニクロが先陣を切ったというのは、なんとも嬉しいニュースですよね。
今日からでも出来るサステナブルライフ
大企業がサステナブルをコンセプトに取り組めば、それは大きなインパクトになるでしょう。しかし私たち個人でも出来るサステナブルな取り組みもあるんですよ。皆さん、既に
実行されてるかもしれません。
コンビニの袋が有料化されましたよね。あれも流通業界におけるサステナブル活動です。それに対して私たちは何かやってませんか?そう、エコバックの利用ですよ。立派なサステナブル活動です。
同じくコンビニでも、スターバックスコーヒーでも、ストローを紙製のものにしたり、ストロー不要な蓋にしたりと、様々な業界においてサステナブル活動が意識されていることは間違いありませんし、サステナブルを意識せずに企業活層を継続すれば未来はないということを既に念頭に置かれているんですね。
フリマアプリで必要なくなった物を売るのもサステナブル活動です。考えたら色々ありますよ。
・使っていない電気機器は完全に電源を切る。
・洗濯物や髪の毛は自然乾燥!
・オンライン決済の使用で無駄な紙を使わない。
・訳あり品やリユース品を買う。
いや、書いてはみたものの、私、殆ど実践してませんね。してるのは洗濯物の自然乾燥だけ。もちろん上記以外でも個人で出来るサステナブル活動はたくさんあるはずです。
地球資源は有限であるということ
もしも我々人間がこの地球上に誕生していなかったら、きっとサステナブル活動なんてものを意識する必要なんてなかったんじゃないかと思います。小学生の時に習った食物連鎖。その食物連鎖を崩して自分たちの生活を豊かにしてきたのは我々人間です。
絶滅してしまった動物、そして今絶滅危惧種に指定されている種は、なんと28,000種以上!地球温暖化による環境の変化や異常気象、人間は意識的にも無意識的にも大罪を犯し続けているのです。
100年後の世界のためになんてバカらしい、なんて言っている時代はもう終わりです。ひとりひとりが、少しでもいいからサステナブルを意識した行動を取ることによって、100年後の世界は大きく変わるはずです。
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