女性を味方につけたワークマンの勢いは止まらない!しかしその影で皮肉な悲劇が起きている。

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ワークマンと言いますと、ひと昔はブルーカラー向けの作業着販売という、正直それしかイメージがありませんでした。

でも最近になって、ワークマン女子なんて言葉が出てきたように、作業着というカテゴリからファッションというカテゴリに変貌していきました。

女性を取込み一気に勝ち組へ

ワークマン女子向けにファッションショーまで開催され、なんとワークマン女子専門店
#ワークマン女子 コレットマーレ店』を横浜に開店します。

2年で売上高300億円上昇!

女性を味方に付けて見事な勢いを付けたワークマンですが、女性だけではありません。男性向けのアウター等も、『あ、これ格好良い!』と思うものがたくさんあるんですよ。
もう既にアパレル企業としての地位を確率した感のあるワークマンですが、売上高ベースで見ますと、2018年が670億円、2020年はなんと990億円の見込みです。300億円以上の上!これを見た企業は、業界関係なくさぞ羨望の眼差しを向けているに違いありません。

ここ数年、そんな順風満帆なワークマンにちょっとした問題が発生してしまったようです。その内容とは?

売れ過ぎてオーナーさんが辞めていく悲劇

ワークマンには直営店とフランチャイズ店の2店舗があります。
これはワークマンの企業ポリシーなのでしょうが、フランチャイズ店はご夫婦で経営され、年収が600万という設計なんだそうです。夫婦で経営する、これが条件何だそうです。珍しいですよね。確かに年収600万であれば、贅沢をしなければ十分な額だと思います。
しかしながら、飛ぶ鳥を落とす勢いのワークマンです。その勢いはフランチャイズ店にも影響が及んでいます。そりゃそうですよね、お客さんから見たら、ここは直営店、あっちはフランチャイズ店なんか見極めは付かないでしょうし、どちらで買おうともあまり関係ないですよね。

2年で売上高が300億円以上上昇したワークマンですから、ここでフランチャイズ店の基準売上高が大幅に上昇してしまい、2000万を突破する店舗が続出。これはフランチャイズのオーナーさんもさぞかしウハウハでしょうね!と思ったら、どうもそうではないらしいんですよ。何ででしょうね?

私からしたら羨ましいの一言しかないんですけど、一部のオーナーさんからは、『忙しなってしまった』、『のんびり働くつもりだったのに話が違う』、『もう一生分稼いだ』などという理由で、辞められるオーナーさんが続出しているらしいんです。え〜、それじゃあ私と変わって下さいよ、と言いたい!

稼げば稼ぐほど儲かるワークマンのフランチャイズスキーム

こういったことが発生してしまった理由は、ワークマンのフランチャイズにおけるスキームにあります。

通常フランチャイズ店は、本部に対して売上高の何%かをロイヤリティとして支払わなければなりません。これが一般的、と言いますかこれしかないと私は思っていました。
ところがワークマンのロイヤリティは売上高に関係なく固定なんだそうです。ですから売れない月はキツイしょうし、逆に今のように勢いがある時はそれだけオーナーの懐に入る金額が多くなるということです。いや、これってオーナーさんの立場からしたら、ワークマンの本部は神様みたいな存在じゃありませんか?ワークマンは売上を伸ばしつつも、このフランチャイズのスキームを変える様子はありません。これもまたワークマンの戦略なのかもしれませんね。

それにしても忙しくて、ですとか、もう余生暮らせるくらい稼いだから、という理由でリタイヤされるなんて、このコロナ禍においてなんて贅沢なことなんでしょう。
私のブログも、早くワークマンのような勢いを付けたいものです。取らぬ狸の皮算用ですが、まあ、たとえそうなったとしても、私は絶対ブログは止めませんけどね。



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